野生司香雪画伯顕彰会の活動について
この会はインドの初転法輪寺で仏伝壁画を描いた野生司香雪画伯を顕彰、そしてその壁画の存在を広く知っていただき、後世に長く伝える活動を行おうと画伯を敬愛する者が相計り、結成した地方の小さな団体です。
近年壁画を管理するインド大菩提会(マハーボディ・ソサエティー)が長年作者の国日本の手で保全をと呼掛けていることを知りました。 私達はこれは画伯の壁画を介した日印の民間文化交流の継承、さらにこれは我が国の在外文化財の保護活動と考え、インド大菩提会側と互いに行き来し協議を重ね、保全プロジェクトを立ち上げました。そしてこれから全国の皆様に呼びかけてその実現を目指す活動に取り組みます。
野生司香雪画伯顕彰会会則[抜粋]
- 第1条
- この会は野生司香雪画伯顕彰会という。
- 第2条
- この会の事務所は㈱イクタ(香川県高松市出作町162番地36)内におく。
- 第3条
- この会は、香川県に生まれ、昭和初期にインドの地で仏伝壁画を描き、日本人画家として稀有な活動を成し遂げた日本画家、 野生司香雪(のーす こうせつ)画伯の業績を顕彰、またその仏伝壁画を広く周知することを目的とする。
- 第4条
- この会は前条の目的を達成するために次のことがらを行う。
(1)画伯の功績を広く周知するためその業績の調査研究等をおこなう。
(2)画伯の残したインドのサールナートにある初転法輪寺(ムーラガンダークティ・ビハーラ)の仏伝壁画の保全を実現させる。
(3)インド等と画伯の仏伝壁画を介した国際文化交流を行う。
(4)出版等を行う。
(以下省略略) - 附則
- この会則は、平成28年9月1日から施行する。
野生司香雪画伯顕彰会 会員名簿 2019.5.1現在 18名
- 会長
- 生田 要助(香川)
- 顧問
- 南澤 道人(北海道)
- 会員
- 赤松 よし子(香川)綾田 福雄(香川)小野村勇人(京都)河合 力(神奈川)砂川 啓一(香川)中村 義博(大阪)野生司 祐宏(東京)野生司 義光(東京)野田 大燈(香川)平峯 千春(香川)藤原 浄峰(香川)正山 諦寛(香川)宮原 豊(埼玉)三矢 昌洋(香川)溝渕 茂樹(香川)宮川 洋一(長野)森川 輝男(香川)